【100m 自己ベスト】誰も教えてくれなかった!? 正しい走り方とは➁
こんにちは。
もやしです!
「膝を高く上げろ!!」
「ももを高く上げるんだ!!」
こんな指導、受けたことありますか?
この指導は正しくありません。
100mの速い選手の太ももが、
上がっていることは事実です。
しかし
ももや膝が、
「上がっている」のであって、
「上げている」のではないのです。
どういうことか
気になりますか??
気になった人は、
このまま記事を
読んでくださいね!!
前回に引き続き、
100mでも正しい走り方を教えます。
100mの正しい走り方を知らないと、
◎毎日の練習が無駄になり、
ただの作業になってしまいます。
◎いつまでも自己ベストが更新できず、
陸上を嫌いになるかもしれません。
反対に
100mの正しい走り方を知れば、
毎日の練習で
自分の走りが変わる実感を持ち、
それに比例して100mのタイムが速くなります。
楽しい日々の連続です。
正しい走り方を知りたい人は、
読み進めてくださいね!!
なぜ太ももを
上げてはいけないか
それは、前に進む力を伝えるためには、
地面に力を伝える
必要があるからです。
どういうことか?
太ももを上げる、
ということは…
力が上向きに
かかっています。
本来であれば、
力を下向きに加えた結果、
その反動で次の脚が、
上がる(切り替わる)のです。
このことを理解すると、
100mの速い選手の太ももが
上がっている理由も理解できますよね?
そう!
強い力で地面に力を加えているからです。
また、人間は
「引き上げる」動きよりも、
「押す動き」の方が力を加えられるので、
なおさら地面に力が加わるのです。
100mで正しい走り方をするには
何をすればよいか
地面を押して、力を加える
その反動で、脚を切り替える
これが100mを速く走るための、
正しい走り方です。
やることは分かったと思うので、
次は練習方法を教えます!
100mで正しい走り方をするには
どのような練習をするべきか?
おススメはスプリントドリルです。
特に脚の切り替えが意識しやすいのは
Aスキップです。
これはウサイン・ボルト選手が、
子どもたちにスプリントドリルを
教えている動画のGifです。
脚が地面に着いた時に、
軸足(接地している脚)を押し、
脚を切り替えているのが
分かります。
注意点は
脚を「上げる」のではないこと!
地面を押したら、脚が切り替わる。
これが大切です。
このスプリントドリルを
毎日のW-UPに組み込んだり、
練習後に5分でもやってみたり
してみてください。
それだけで
あなたの100mの走り方は
少しずつ変わっていきます。
いかがだったでしょうか?
100mの正しい走り方をマスターすることで、
これからのメニューの取り組みも、
得られる結果もどんどん変わります!
今すぐ、もも上げを見直すことから、
始めましょう!!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。