坂道ダッシュで自己ベスト更新! 100mのための坂道ダッシュ!

んにちは!もやしです。

 

前回に引き続き

坂道で練習することの

メリットを紹介します。

 

前回は筋力のアップを焦点に当てました。

skyblue1234.hatenablog.com

 

今回は

2.オーバースピードの感覚

に焦点を当てたいと思います!

 

 

これを理解していない人は

自分の限界を勝手に決めてしまい、

自己ベスト更新が遠ざかります。

 

反対に、このことを理解して練習するだけで

格段に自分の出せるスピードが

速くなります。

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なぜこのオーバースピードの感覚が

100mにおいて大切なのか。

 

それは、

スピードの限界を取っ払うためです。

 

あなたは頭の中でこんなことを思いませんか?

 

「今できる脚の回転はここが限界だ」

「今の自分だと出せるスピードはここまでだ」

 

この考え方では、

自分の速さに限界を定めてしまいます。

 

100mの自己ベスト更新を

頭で諦めているのです。

 

「そうは言っても、

 今すぐに今以上に速く走る方法があるのか」

 

あります。

  

自分が出せるスピードよりも

速いスピードを体感することです。

 

どういうことか…?

 

練習で走る場所の多くは平地です。

 

平地で走る場合、

スピードを上げるときは

地面を押した分だけ加速していきます。

 

速く走ろうと思えば強い力を、

ゆっくり走ろうと思えば弱い力を、

それぞれ地面に加えます。

 

 

では下り坂道はどうでしょうか。

 

下りの坂道では

自分が加えた力だけでなく

下へ転がっていくように進みます。

 

ボールなどの丸いものが

転がるのと同じですね。

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つまり、

平地の時と同じ力を加えても

下りの方が

速さが出るわけです

 

原理が理解できたところで

練習法を紹介します。

 

オーバースピードの感覚を鍛える

練習とは何か

 

それは坂道の下り走です。

 

この練習では

自分が生み出せるスピード以上の速さを

経験することができます。

 

坂道の下り走は

どのように練習するか。

 

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まずは初歩の初歩。

坂道に立ってください。

 

坂道を下るように歩いて進むと

力を加えなくても、

勝手に下へ下へ進みますよね?

 

歩くだけでも普段の歩きと比べると

歩幅が広くなったり狭くなったりと

ぎこちなくなりませんか?

 

しばらく

坂道を歩いて下ることを繰り返しましょう。

 

次は流し・快調走です。

 

最初の3本は流し程度の速さ(6割~8割)で

走ってみましょう。

 

平地と比べてどうでしょう?

 

想像以上に進むと思います!

 

流し程度で走ったらいよいよダッシュです。

 

ある程度長めの距離を取ると

速さがより感じやすいと思います。

 

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坂下りダッシュをやってみるとわかりますが

 

最初はあまりの速さに

自分の脚が異常な速さで

回転するのが分かります。

 

これを経験すると

 

自分の脚はまだ速く回転させられると、

速さの限界がまだ先だったことが

分かります。

 

さらにこの練習を重ねて、

坂道での速さでも

平地と同じ走り方ができるようになると

この速さが扱えるようになったと言えます。

 

こうなると

 

平地でも下り坂の時と

同じスピードを

生むことができます

 

つまり、自己ベストが更新できるのです。

 

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ここでこの練習の注意点をお伝えします!

 

➀坂道下りの時は

なるべくブレーキしない。

 

平地で思いっきり走るときに

ブレーキしませんよね?

 

坂道の練習も

平地で速く走るための練習であるため、

なるべくブレーキをしないように

しましょう。

 

最初はスピードが出すぎる恐怖から

ブレーキしがちです。

少しずつブレーキを減らしましょう。

 

➁この練習は週に2回まで。

一日10本まで。

 

この練習は練習強度が高いです。

平地以上の速度が出るので

体への負担が大きいです。

 

週に2回程度にしたり

1日の本数を少なくして

少しずつ本数やセット数、

練習日数を増やしましょう。

 

➂坂道は傾斜がゆるく、

長いところ。

 

急な角度の坂でやると

速度が急に上がります。

 

脚への負担や安全性の観点から、

坂道の傾斜が緩く、

長さも長いところがおススメです。

 

また、見通しの良いところや

車通りが少ないところも

選ぶようにしましょう。

 

➃歩行者や車に注意!

 

坂道下りは急に止まることができません。

歩行者や車には十分気を付けましょう。

 

 

いかがだったでしょうか?

 

今すぐにこの坂道ならできそうだ!

という

坂道を探してみてください。

 

 

見つけたら下るようにして直立し、

歩いてみて坂道の恩恵を感じてください!!

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

 

 

==この記事を読んでくれたあなたへ==

 

僕が100m11''00まで

自己ベストを更新できた

 

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