【リレーの極意】今よりもタイムを速くする2つの方法➁
こんにちは。もやしです!
今日はリレーの極意、②を教えます!
前回の記事はこちら!
このことができるだけで、今までよりも
タイムが格段に上がります!
そして、次のラウンドへ進んだり、
表彰台に上ることができます。
ただし、このことを知らないと、
練習がいつまでも結果に表れず、
試合で悔しい思いをするでしょう。
リレーを嫌いになるかもしれません。
今回みなさんに教えるのは…
バトンパスです。
皆さんがタイムを上げるには、
バトンパスが最重要です。
私は個々の100mの走力よりも、
バトンパスが大切だと考えます。
なぜ走力よりもバトンパスを重視するのか?
それをお話しします。
なぜ走力よりも、
バトンパスなのか?
私はリレーで勝つためには、
走力よりもバトンパスを重視すべきだと考えます。
なぜか。
走力が高い選手が集まったチームは、
ほぼ確実に勝つことができます。
しかし、そのチームは、
ベストタイムを上げることに苦労するはずです。
なぜか。
走ったら、
タイムが出てしまうから。
「走ってタイムが出るならいいじゃないか」
ダメなんです。
タイムがよくても。
タイムだけがよくても
どういうことか??
速い人が4人いるから、
でたらめなバトンパスでも、
それなりに戦えてしまう。
そうやって戦ってきたチームは、
確実にタイムに伸び悩みます。
個人の実力を上げるのには、
相当の時間と努力が必須です。
そして、スプリントのレベルが
高ければ高い選手ほど、
そのレベルが上がりにくくなります。
それを解消するのがバトンパスです。
どのような
バトンパスが良いか
基本的には、
オーバーハンドパス
(以下オーバー)を
推奨します。
オーバーの利点は、
◎タイム差があっても良い
◎利得距離が大きいこと
◎メンバーが変わっても
対応しやすいこと
◎比較的短時間で
習得できること
などが挙げられます。
これらの利点を考えると、
中高生のチームでは、
アンダーハンドパスよりも、
オーバーをおすすめします。
では、どのようなオーバーをするか。
一言でいえば、
利点を最大限に生かす
理想ですね。
特に利得距離が重要です。
利得距離を最大限に確保するには、
お互いの腕が
まっすぐ伸びることが
大切です。
(写真小学生のリレーのバトンパスについて・・・ - うさりく先生の陸上教室より)
上の写真のように、
お互いの腕が平行になっている
利得距離が最大のバトンパスは、
かなりの武器になります。
上の写真のように、
片方の走者の腕が曲がっていると、
利得距離が最大とは言えません。
また、いつまでも片腕を上げたまま、
片腕を出したままの走りでは
タイムに影響するので、
追いついた一瞬だけで、
バトンパスをすることが、
カギになります。
まとめると、
理想のバトンパスは、
前走者と後走者が、
腕を平行に上げた状態を、
一瞬だけ作り、
バトンパスが行われること。
これを目指しましょう!
いかがだったでしょうか?
リレーは4人の化学反応でいくらでも、
タイムが化ける種目です!
今すぐに自分達のバトンパスを
見直してみてください!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!
こちらのブログ記事には
僕が100m自己ベスト11''00を出すまでの
ストーリーがあります。
プレゼントもあるのでぜひご覧下さい!